こんにちは
むっすーです。
「リビングは速いのに寝室で動画が止まる…」
「2階に行くとWi-Fiが弱くなる」
そういった経験、ありませんか?
実際、私も同じような経験があり、2階にルーターがあるのですが、1階の特定の場所(お風呂場近くとか)だと極端にネットワーク強度が落ちてしまうことがあります。
そこで、導入を検討していたのが「中継器」と「メッシュwi-fi」
この記事では、Wi-Fiが弱くなる理由と、改善策として代表的な
「中継器」と「メッシュWi-Fi」
の違い・メリット・デメリット・選び方を詳しく解説したいと思います。
一つ注意点ですが、導入しても家の構造上必ずしも改善されるとは限らないです
その点だけ注意してください。
1. 家の中で電波が弱くなる主な原因
■ 壁・床・天井で電波が減衰する
鉄筋コンクリート、金属扉、断熱材(特にアルミ材)が使われている住宅は、電波が大きく減衰します。
一般的なマンションですと、鉄筋コンクリートが使われていることがあり、原因の一つになります。
■ ルーターの設置場所が悪い
床置き・棚の奥・家の端などに置くと電波が一気に弱くなります。
結構床置きは多いと思うので、場所を変えるだけでも改善されるケースがありますね。
■ 住居の構造による影響
- 2〜3階建ての戸建て
- 縦長の住宅
- ルーターが玄関付近にある
こうした間取りは、構造的に電波が届きにくい傾向があります。
■ 接続台数の増加
スマホ・PC・テレビ・ゲーム機・スマート家電など
10台以上繋ぐと負荷がかかりやすくなり、速度低下の原因になることも。
2. 解決策は「中継器」か「メッシュWi-Fi」
■ Wi-Fi中継器とは
親機(ルーター)で受けた電波を遠くの部屋へ届けるための増幅機器。
■ メッシュWi-Fiとは
複数のWi-Fiノード(小型ルーター)で家全体をカバーする仕組み。
どこに移動しても同じSSIDで接続でき、通信が途切れにくいのが特徴。
3. 中継器のメリット・デメリット
【メリット】
- 価格が安い(3,000〜6,000円程度)
- 設定が簡単(WPSボタンなど)
- 弱い部屋に最低限の電波を届けられる
設定が簡単で価格が安いため導入しやすいというのがメリットですね。
【デメリット】
- 通信速度が落ちやすい(受信と再送信で帯域を共有)
- 中継器の先の部屋には届きにくい
- SSIDが増える機種があり、切り替えが必要になる場合がある
- 広い家全体をカバーするのには不向き
4. メッシュWi-Fiのメリット・デメリット
【メリット】
- 家中どこでも同じSSIDで利用できる(シームレスなローミング)
- 通信が安定しやすく速度が落ちにくい
- 広い住宅でも均一に電波を届けられる
- 接続台数が多くても全体的に安定しやすい
2階建て、3階建ての住宅におすすめできますね。
【デメリット】
- 価格が高め(2〜3台セットで15,000円〜)
- 初期設定にアプリが必要なモデルが多い
- ノードを複数設置できるスペースが必要
コストに見合うかどうか、置く場所の問題があります
5. どっちを選ぶべき?(状況別の判断)
■ 中継器がおすすめの人
- ワンルーム・1階のみで使う
- とりあえず電波が届けばOK
- 予算を抑えたい
■ メッシュWi-Fiがおすすめの人
- 戸建て / 2〜3階建て
- 家族でネット利用が多い
- 動画視聴・オンラインゲームを快適にしたい
- 場所を移動しても接続を切り替えたくない
→ 家族で使う環境なら、ほぼメッシュWi-Fi一択です。
6. 導入時の注意点
■ ① ノード(中継器)の置き過ぎに注意
多すぎると逆に速度が落ちることがあります。
戸建てなら2〜3台が目安。
■ ② ルーターは家の中心に
玄関・部屋の隅は電波が弱くなりやすい場所です。
■ ③ 金属家具・家電の近くに置かない
冷蔵庫・電子レンジ・金属ラックなどは電波を妨害する可能性があります。
■ ④ 2.4GHzと5GHzの特徴を理解する
- 2.4GHz → 遠くまで届くが速度は遅め
- 5GHz → 高速だが壁に弱い
■ ⑤ 古いルーターだと効果が薄い場合も
Wi-Fi 4 / Wi-Fi 5世代の古いルーターは性能が低く、
中継器やメッシュを追加しても速度が伸びないことがあります。
7. 導入後に期待できる効果
■ メッシュWi-Fi導入時の改善例(一般的によくある変化)
- 2階の速度が大幅に向上
- 動画の読み込みが速くなる
- オンラインゲームの遅延が減る
- 家中を移動しても接続が途切れない
- スマート家電の動作が安定
■ 中継器導入時の改善例
- 繋がらなかった部屋でも通信が可能になる
- 動画の視聴がスムーズになる(SD〜HD画質程度)
※どちらも物理構造・電波環境・回線品質により結果は変動します。
まとめ:迷ったら「メッシュWi-Fi」が最適解
広い家で安定したWi-Fi環境を求めるなら、メッシュWi-Fiがもっとも確実です。
一方、ワンルームや狭い範囲なら中継器でも十分効果があります。
あなたの家の構造やネット用途に合わせて、最適な方式を選びましょう。


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