こんにちは
むっすーです
今日はWi-Fiの話
普段から皆さんWi-Fiを使っていると思います。
単なる無線、と思っている方も多いと思いますが、実はこのWi-Fi
周波数がございます。
自宅のWi-Fiを見ると「○○-2G」「○○-5G」と2つの電波が出ていることがありますよね。でも、違いが分からず、なんとなく使っている人も多いはず。
この記事では、2.4GHz と 5GHz の特徴・違い・使い分けを、初心者でも理解しやすいようにわかりやすく解説します。
■ そもそも2.4GHzと5GHzって何？
この2つは、Wi-Fiが飛ばす電波の周波数の違いです。
- 2.4GHz … 電波が遠くまで届く／壁に強い
- 5GHz … 通信速度が速い／混雑に強いが壁に弱い
同じWi-Fiでも、電波の“性格”がまったく違うんです。
むしろ真逆？ってくらい性格が違いますね。
■ 2.4GHz：広範囲をカバーできる“届きやすい電波”
2.4GHzの最大のメリットは、電波の届きやすさ。
- 壁・床を越えやすい
- 階をまたいでも繋がりやすい
- 古い機器でも接続できる
家が広い、ルーターが端の部屋にある、という環境では特に安定しやすいです。
私の家の環境だと、2階にルーターがあるのですが、一階の端っこでもちゃんと届きます。
これでも届かない場合は、中継器の導入がいりますね
▼ デメリット
- “混雑”しやすい（特にマンション）
- 電子レンジ・Bluetoothなどと干渉する
- 速度は5GHzより遅め
夜になると遅くなる…という場合、多くは2.4GHzの混雑が原因です。
あとワンルームで電子レンジを使ってるときになんかネットワークの調子悪い？って時は2.4GHzの特徴かも
■ 5GHz：高速で安定しやすい“スピード重視タイプ”
5GHzは速度が速く、干渉に強いという特徴があります。
- 通信速度が速い
- 電波干渉が少ない
- オンライン会議・ゲーム・動画視聴に強い
▼ デメリット
- 壁や家具に弱い
- 遠距離には向かない
- 階が違うと一気に不安定になる
ルーターのある部屋から離れるほど弱くなるため、使う場所によっては安定しないこともあります。
実際に私の家では二階の自室にルーターがあるのですが、一階のお風呂場だと極端に電波が届かなくなります。
そのため、お風呂で動画みる・・・って時は2.4GHz帯に変更して使うこともあります。
■ むっすー的 “どっちを使うべき？” かんたん判断表
難しく考えずに、次の基準で選べばOKです。
| 状況 | おすすめの周波数 |
|---|---|
| ルーターの近くで使う | 5GHz |
| オンライン会議・ゲーム・動画 | 5GHz |
| ルーターから離れた部屋で使う | 2.4GHz |
| 階が違う場所 | 2.4GHz |
| 電子レンジをよく使う | 5GHz |
| スマート家電を接続したい | 2.4GHz |
■ 今どっちにつながってる？確認方法
● Windowsの場合
設定 → ネットワーク → Wi-Fi → 接続先 → プロパティ → 「ネットワーク帯域」に 2.4GHz / 5GHz の表示あり
● iPhone / Androidの場合
Wi-Fi設定 → SSID を確認 名前に “2G / 5G” と書かれていることが多いです。
■ 周波数を使い分けると、家のネットが一気に快適になる
ほとんどの家庭が「なんとなく2.4GHzに繋いでいる」ため、機器が増えると混雑しやすく、ネットが遅く感じやすくなります。
そのため、
- 速度が必要な機器 → 5GHz
- 距離がある場所 → 2.4GHz
この使い分けをするだけで、体感速度は大きく改善します。
■ それでも遅いなら、ここもチェック
- ルーターの設置場所が悪い（家具の裏・床置きはNG）
- ルーターの寿命（4〜6年が目安）
- 最新規格（Wi-Fi6 / Wi-Fi6E）に対応していない
- 家の構造（鉄筋コンクリートは電波が弱くなる）
特に「設置場所」は見落としがちなので、一度見直すと改善することも多いです。
■ まとめ：基本は5GHz、届かない場所は2.4GHzでOK！
2.4GHzと5GHzにはそれぞれ得意分野があります。
- 速さ・安定性重視 → 5GHz
- 電波の届きやすさ重視 → 2.4GHz
この2つを使い分けるだけで、自宅のWi-Fiはずっと快適になります。 「なんとなく繋いでいた」人は、ぜひ一度設定を見直してみてくださいね。
コメント